
当ワークショップの大きな特徴は、一人ひとりに向かい合い指導している点です。

シアターゲーム
名前鬼、ジップザップボーイング、バズゲーム、兵隊さんゲームなどを行い緊張をほぐします。
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トラスト練習
何が起きても大丈夫なセーフティーネットのない稽古場では、心を解放することは出来ませんし、相手役を信じないと相手と繋がることは出来ません。
練習の初日には、必ず行う練習です。
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リラクゼーション
緊張との付き合い方を学び、心身ともにリラックスする方法を学びます。
メソッド演技、瞑想、ムーブメントなど取り入れて自分の楽器を整えて、演技が出来る状態に持って行きます。
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レペテション
相手の言葉を聴いてそれを繰り返す練習です。
ただ繰り返すのではなく、相手のビヘイビアー(ふるまい、様子、心の状態)を受け取り、それをどう感じるかを相手に伝えます。
聴く力がつき、頭で考える演技を止め、本能、衝動に従え、相手と深く繋がれ、舞台上、カメラの前で必要とされる真の意味での
キャッチボールが出来るようになります。
同時に俳優の楽器がチューングされて、繊細で表現力の高い個人的な演技が出来るようになります。
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センソリーワーク
メソッド演技で行われている練習法で、五感を研ぎ澄まし、内面から解放し、感性豊かな楽器にします。
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ゲームアクティビティ
難しいタスクを時間内に達成します。
それを行いながらレペテションを行います。
例)トランプタワー、ジャグリング、知恵の輪など。
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アクティビティ
個人的で肉体的・精神的に難しいタスクを時間内に達成します。
それを行いながら、レペテションを行います。
想像の設定で真実に生きることを習得出来、自分と向き合うことによって、演技の個人化も学べます。
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AS IF(まるで何々のよう)
想像で相手、自分、場所などに魔法をかけるようにAS IFをつけて、自分の楽器に影響をさせます。
例)相手に大好きな匂いつける。自分にしっぽがある。鉄の靴を履いているなど。
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フィジカルアジャストメント
体の一部分を変えることによって内面が影響され、普段ではあまり感じない感覚を学びます。キャラクター作りにも適用出来ます。
例)腰が曲がっている。顎が少し上がっている。内股、がに股など。
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シーンレペテション
セリフの意味にとらわれず、感情という川の流れを作り、そこにセリフを乗せ、レペテションを行い相手と交流をしながら、シーンを行います。
イメージにとらわれた演技、結果の演技をしないことを学びます。
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感情準備
デイドリーム(白昼夢)を使い感情の作り方を学びます。
現在の置かれている自分の状況に肉付けをして、ストーリー作りそれを信じて感情を作ります。
他、感情の記憶、音楽を使う方法など。
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キャラクターワーク
・動物から
「ゴッド・ファーザー」のマーロン・ブランドのブルドッグ、「マグノリア」のトム・クルーズのキツネ、
「狼たちの午後」のアル・パチーノの雑種犬などがあります。
動物をベースにすることによって、自分の内面とリンクした役作りが出来、自分で演じるのではなく、
役が演じてくれるのを感じとることが出来ます。
自分の癖を取るのにも役立ちます。
・絵から
アクターズ・スタジオ50周年記念で、グループシアターが行っていた絵の練習をベースにしています。
絵からインスピレーションを感じ、絵から飛び出す感覚で、話したり動いたりして、レペテションを行います。
・実際の人物から
友人、知り合い、家族、街で見かける人の特徴を研究して役作りをします。
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キャラクターインタビュー
各練習法で役が入ったら、役として質問に答えてもらいます。
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Well I`m here(オープンダイアローグ)
漠然としたセリフのやりとりをすべて具体化して、シーンを作り上げます。
想像力をフルに使い設定、関係性、目的、アクションなどを細かく決めることでストーリーを伝えることが出来ます。
想像力を鍛え上げられ、裏のワークがいかに大切かを学び、俳優としての演出力が習得出来ます。
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シーンスタディ
習得したすべてを使いシーンを作り上げます。
プラス、即興を取り入れ関係性を作り、役の履歴作り、脚本分析などを学びます。
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モノローグ(独白)
シーンスタディと同様の作業をした上で、パラレル、パラフレーズ練習を行い個人的に感じれるような練習も行います。
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リアリズム演技の定義である「想像の設定で真実に生きること」これが出来るように各練習を行っていきます。
*アメリカでは、俳優は自分自身のことをINSTRUMENT・楽器と呼びます。
俳優は楽器を持ちません。自分の体が楽器です。
どんな素晴らしいミュージシャンでもチューニングされた楽器でないと素晴らしい音楽を奏でられません。
俳優も同じことで、きめ細かく繊細で、内面をさらけ出す個人的な表現が出来ません。